物語りがうまれる一枚の絵 vol.15 OPA gallery / shop 

 

2020年 8月 28日(金)−  9月 2日(水)

11− 19 時 (最終日 17日まで)

 

「物語りがうまれる一枚の絵  vol.15 」展 に参加します。

 

 

絵本がテーマの展示で、10人の作家が

物語を1つ作り、そのお話の絵を2点展示します。

 

出展作家
青柳もとひろ    あらいしづか
いわさき智沙    柿崎えま
小泉由美          坂口友佳子
柴崎早智子       千秋まみこ
とつかりょうこ   福井美佳

 

物語のダミー本も作品と一緒に展示されますので、

ぜひ10の素敵な物語をお楽しみください。

 

また山形在住の私は、Zoom在廊を予定しております。

詳しい日時が決まりましたらまたご連絡させてください。

 

会期中はオンラインでも作品を見ることができますので

ぜひギャラリーのSNSアカウントものぞいてみてください。

 

Twitter: OPAgallery/shop

Instagram : opagallery

Facebook : OPA gallery/shop

 

 

OPA gallery/ shop

http://www.opagallery.sakura.ne.jp

 

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4 – 1 – 23 – 1F

表参道駅A2 , A3 出口 徒歩 5分

 

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どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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| NEWS | 14:38 | comments(0) | -
板橋雅弘・作『8・9・10!』岩崎書店

岩崎書店から、板橋雅弘・作『8・9・10!』が出版されました!

 

装画と挿絵を担当した私もとても嬉しいです。

 

 

 

イラストレーターとして、この物語を読んでまず思ったことは

個性のはっきりしたこの登場人物たちをなるべくたくさん描きたい!でした。

それにそんな彼らが生活している日常の空間も。

 

キャラクターデザインは張り切りましたよ。

この物語を読んだ方は、

私が姿を想像する時に、一番むずかしい!と感じた人物は誰だったのか

すぐに分かりそうですね。

でもむずかしいと楽しくなるタイプなので、とてもわくわくして取り組みました。

 

 

主人公は小学4年生の女の子です。

彼女は髪型とそしてジャージにこだわりました。

 

ジャージはブックカバーにも登場していますね。

女の子で凝るところがジャージというのが

ちょっとおやっと思うかもしれませんが、

そんなところが愛おしい女の子です。

 

成長期まっさかりでどんどん服も小さくなっていくころですし

お母さんもとても忙しいので

こまめに洗濯できない時のために、

きっと替えのジャージが何着か必要だろうなと想像しましたが、

そんな時、きっと彼女のお母さんなら

かわいかったりかっこよかったりするものを

うまく見つけてきたりもするんだろうなというイメージで

いくつもジャージを描きました。

 

資料にするのにいろいろな服やジャージを見たりしていましたが、

ジャージベースのファッションもかわいいのがあるのですね。

そんなふうに資料を見ているのも楽しい時間でした。

 

髪型の方は、表紙の主人公の姿を見ていただくと察すると思いますが

ふわっとかわいい系の服は着ていません。

でもそれには彼女なりの理由があって、

おしゃれに無頓着というタイプではないのです。

そんな彼女は日によって違う髪型にしています。

 

お母さんと娘で本や動画でかわいい髪型を見つけ合ったりしてたら

かわいいなと想像してしまいます。

 

もう語るときりがないのでこのくらいにしますが、

イラストレーターとしても、とてもおもしろくやりがいを感じた

登場人物たちと物語です。

 

 

 

改めて、子どもの頃の自分だったら、

『8・9・10!』をどんな風に読むかなと思いだそうとしてみましたが

私が子どもだった時に読んでいた本には

こういう主人公はいなかったし、

今の時代の持つ感覚が違うので

なかなかイメージできませんでした。

 

そう思うと、

ぜひ現役で小学生をしている子には読んでほしいなと思います。

そして大きくなってからもまた本を開いてくれると嬉しいです。

 

 

 

○おまけ○

ここから以下は、もうとっくに子どもではなくなって

大人になって親になっている立場の私の個人的な感想です。

ネタバレはありませんので、

興味のある方が読んでくださったら嬉しいです。

 

 

大人目線で読むと、

おじさんのように子どもと接することができたら素晴らしいことだなと

思わずにいられません。

 

一人の人の好きなもの、考え方や人との接し方、世界の見方、心の在り方など

その人を形作る要素の半分以上がは

それまで関わってきた人や物事からの影響でできていると思うので

そんな中で、たくさんの子達にこんな出会いがあったらいいのに。

 

まだまだ自分というものが固まっていないような年齢の子のほうが、

逆に

他人の言葉の中から自分の心に引っかかるものをちゃんと選びとっていたり

自分の周りの世界から拾いあげる考え方や共感する箇所が

その子の持っている「自分らしさ」に忠実に素直だったりするという気がしています。

矛盾しているようだけれど、私は子どもについてそう思っています。

 

さて、そいういう年頃の子の前で、

私はおじさんのように接するどころか、

大人としてへんに取り繕ったり、守りのバリアを張らずに

きちんと…というか普通にありのままの自分でいることが

どれだけあるだろう…と振り返りました。

 

自信たっぷりで誰に何を言われても傷つかない自分はどこにもいなくて

聞かれたことや求められたことに応えられないことの多い

いたってふつうの自分しかいなくて、

そんなことべつに普通なのに、なぜかそれが至らないことのように感じてしまう

そんなことにとらわれて、

まっすぐ目の前の子に向き合ってないこともあるなと。

 

なので、私は逆にこの物語に背を押される気持ちになりました。

大人がしっかりしなくちゃなぁって。

 

大人でもそれぞれの感想がたくさん出てきそうな物語なので

親子で読んでみるのもおすすめです。

 

みなさんが素敵な読書の時間を過ごされますように。

 

 

 

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| NEWS | 18:59 | comments(0) | -
東京書籍 株式会社『新訂 新しい道徳』小学1年生・2年生 表紙

東京書籍 株式会社

令和2度版の小学校1年生、2年生 道徳教科書です。

 

表紙のイラストレーションを担当しました。

デザインは、株式会社エイブルデザインさんです。

 

1年生

 

開くとこのような感じです。

子ども達が自由に雲の形を変えて空で遊んでいるイメージです。

自分のアイデアを試してみる子、お友達のアイデアを自分も試してみる子

おもしろいものを作ろうとする子など描きました。

 

 

2年生

 

全体ではこのような絵です。

 

 

2年生では、これまでよりも周囲との関わり方に複雑さが出てくる時期でしょう。

自分とはまた違ういろいろな考え方や感じ方に触れながら

周りとの関わっていったり、自分の考えを持つようになっていけるといいな

というイメージで描きました。

 

ちなみに、周りの風景には

サル、アヒル、うさぎが2羽、ハトも2羽、シカ、カマキリ、コアラ、ゾウ

ネコ、てんとう虫が隠れています。

 

今は休校措置などで、まだ教科書を手にしていない子も多いことと思いますが

中も素敵な絵や写真がたくさんで

早く授業で使えるようになってほしいなぁと思います。

 

 

 

 

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| NEWS | 14:45 | comments(0) | -
岩崎書店より『8・9・10!(バクテン)』が出版されます

岩崎書店より

板橋雅弘・作『8・9・10!(バクテン)』が出版されます。

 

私は装画と物語中の挿絵を担当しました。

 

    

 

内容紹介

「私は小学4年生。
学校から帰ると、河川敷の広場に行く。私だけの場所。

ある日、指定席のベンチに知らないおじさんがいた。
おじさん何者?と思ったら、いきなりバク転!」

            (岩崎書店ホームページより)

 

という小学4年生の女の子と不思議なおじさんの物語りです。

 

作者の板橋雅弘さんは、改めて紹介するまでもなくみなさんご存知ですね。

特に子育て中の方は、

『パパのしごとはわるものです』の絵本シリーズでおなじみですよね。

 

『8・9・10!(バクテン)』は現在、予約受付中です。

発売されましたら、私もまた投稿させてもらいたいなと思っています。

キャラクターデザインもとても楽しかったので。

発売が楽しみです。

 

こちらの「岩崎書店ホームページ 来月の新刊」ページで

紹介されていますので

ぜひご覧ください。

https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b504986.html

 

 

 

 

 

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| NEWS | 18:56 | comments(0) | -
個展「君のとなりで感じるぼくら」を開催します。

個展「君のとなりで感じるぼくら」展を開催します。

わたしの周りにあるもの達がなにか思考していたら。

体の一部がなにかぶつやいていたら、と想像しながら制作した作品展です。

ぜひ御覧ください。

 

2019年 9月20日(金)― 9月25日(水)

11時 ― 19時まで(最終日は17時まで)

 

OPA gallery・shop

http://www.opagallery.sakura.ne.jp

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4− 1− 23−1F

表参道駅 A2、A3出口 徒歩 5分

 

 

| - | 08:20 | comments(0) | trackbacks(0)
「物語りがうまれる一枚の絵 vol.14」ありがとうございました。

 

OPA gallery/shop企画展の

「物語りがうまれる一枚の絵 vol.14」展が無事に終了いたしました。

ご来場いただいたみなさま、気にかけていただいたみなさまへ、

ありがとうございました。

 

今回は、動物園の開演前のちょっとした騒動のお話を書きました。

 

この展示に参加しつつ、絵本制作を試み出して

それなりの時間がたってきたなぁと思い、

絵本のことも、自分が絵本で何を伝えたいのか

もしくはおもしろいと思ってほしいのかということも

少しずつつかめてきた気がします。

 

またさらにブラッシュアップしてがんばっていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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| NEWS | 08:18 | comments(0) | trackbacks(0)
「物語りがうまれる一枚の絵vol.14」展に参加中です。
表参道OPA galleryにて
「物語りがうまれる一枚の絵vol.14」
2019年8月30日(金)ー 9月4日(水)
11時 ― 19時まで(最終日は17時まで)

OPA gallery/shop
http://www.opagallery.sakura.ne.jp/index.html


絵本の物語を1つ制作し、そのダミー本と原画数点を展示します。
10名の作家の物語をぜひご覧ください。

出展者
青柳もとひろ いわさき智沙 おがわようこ
奥田あきこ 坂口友佳子 柴崎早智子
千秋まみこ 田辺ユミコ
福井美佳 松屋真由子
| - | 11:36 | comments(0) | trackbacks(0)
『天才ルーシーの計算ちがい』装画

 

ステイシー・マカナルティ著
『天才ルーシーの計算ちがい』

発行/株式会社 講談社

装丁/株式会社 朱猫堂 坂川朱音

 

 

アメリカの作家ステイシー・マカナルティ(Stacy McAnulty)の児童書デビュー作で

2018年Goodreaders choice awardsの児童書部門に

ランクインした一冊です。

(原題は "The Miscalculations of Lightning Girl" by Stacy McAnulty)

 

https://www.goodreads.com/choiceawards/best-childrens-books-2018

 

 

ある日雷に打たれて数学の天才になり、
でも同時に潔癖症になってしまい、学校にも行けなくなった女の子の物語です。


数学だけでもう大学にも行ける力のある彼女に、おばあちゃんが課題を出します。

・中学校に一年通う
・友達を一人作る、
・課外活動に一つ参加する
・数学以外の本を一冊読む

 

作者が8年エンジニアとして仕事をしていたという経歴もあり、

数式を用いて現実の問題に取り組みだすところなどユニークです。

そういう時のルーシーはいきいきしてきらめくような姿を見せてくれますが

それ以外のことは周りの子よりもつまずきます。

 

そんなルーシーのとまどいや勇気や熱意の先には

さわやかなエンディングが待っている素敵なお話です。

 

 

タイトルも帯もすべてかわいい装丁は

株式会社 朱猫堂 坂川朱音さんです。

 

帯の下にはルーシーの持ち物が。

 

 

 

後ろの絵は、物語をすべて読み終えてから改めて見ていただきたい一枚です。

 

ぜひお手にとってみてください。

 

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| NEWS | 15:42 | comments(0) | trackbacks(0)
『きって!はって!おはなしえほん』

『きって!はって!おはなしえほん』

榊原洋一:監修/阪本あやこ:著

発行:株式会社イースト・プレス

 

2〜3歳、3〜4歳、4〜5歳のシリーズのうち

 

3〜4歳の「王さまの耳はろばの耳」と

4〜5歳の「いっすんぼうし」のイラストレーションを担当しました。

 

有名な昔話・童話の世界にふれながら、親子で工作をたのしめる絵本です。

 

 

 

3〜4歳の「王さまの耳はろばの耳」は、こんなかんじです。

 

それから4〜5歳版では「いっすんぼうし」のお話を担当しました。

 

きりとり線も太めで3mmになっていて、

工作の型紙のページには写真入りで説明があります。

 

 

自分の子どもが3歳〜5歳のころは、

子どものハサミのあつかいについて、

周りのお母さん同士で

ちゃんと使えるようになるのかね〜と心配していたりしてなつかしいです。

うちの場合は、半分にした折り紙をまっすぐ切るのも難儀していたなぁ…とか。

 

器用な子もいれば、楽しい気持ちでテンションが上って切り方が荒くなったり、

早く貼り付けたい!と思って勢いで切りすぎたりとか

うちでもあったし、どこでもあると思いますが

個人的には、その時の子どもの楽しい気分を中心に考えるといいのかなぁと

思っています。

 

この頃の親子の形ってほんとうに今だけのもので

いずれは過ぎ去ってしまう時間だと、現在10歳男子の子を見て思うので

ぜひぜひ親子で一緒に楽しんでほしいです。

 

 

 

 

 

| NEWS | 14:35 | comments(0) | trackbacks(0)
『ピアノの本』No.262  1月号

 

『ピアノの本』No.262  1月号が、ヤマハ楽器店各店に

置かれています。

 

 

 

2019年もまた『ピアノの本』の表紙を担当することになりました。

また一年、みなさまと季節の音と身近な音を楽しんでいきたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

一年のスタートとなる1月号では、音を楽しもう!というコンセプトで描きました。

明るく楽しい1年になりますようにの願いもこめて。

 

おたちよりのみなさま、どうぞお手にとってください♪

 

| NEWS | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0)